野草に倣う

無肥料でマルチなども用いずに野菜を育てる場合、その土地が肥えていれば比較的に楽に野菜が育ちます。

でも畑の土がとても痩せていて野菜が育ちにくい、という場合、その畑に生えている野草を観察すると上手くいくかも知れません。

以前、草が生えないように耕され続けていた畑が教えてくれたことです。

その土地でよく育った野菜と生えている野草には共通点がありました。

ナス科の伏見甘長とうがらしの脇に生える、ナス科のセンナリホウズキ。カメムシがとうがらしに付かないで、ホウズキに付いています。

ホソアオゲイトウとアマランサス。同じヒユ科で、熱帯アメリカ原産。

シロザとスイスチャード。アカザ科です。

クズとササゲ。同じマメ科。

アレチノギクと中葉春菊。同じキク科です。

ほんの一例ですが、こんな風に、同じ○○科という仲間で、おそらく乾燥や加湿など似たような環境を好むものが、無肥料でもとてもよく育ってくれました。

他にも様々な条件があるので、どんな畑でもこれが当てはまると一概には言えませんが、その土地の先住者である野草に倣って作付けすると育ちやすいかも知れません。

ちなみにこのことを教えてくれた畑は、土の中の生態系が豊かになるようにと野菜とともに野草を生やし続けた結果、今、3年目に入り、当初、育たなかった野菜たちもよく育つようになり、生える野草のバランスや種類、生物種もまた変化してきています。

自然はある方向性を持って、常にバランスを保とうとしながら変化しているように思います。